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2016-09-05

わかるは、分ける!

CM145

デザインにはセンスが重要!と、よく言われるわけですが、
センスを日本語に訳すと「感性とか感覚」とか抽象的な表現になってしまい、よくわかりません…。

私は、修行時代に「センスとは、情報を切り分ける能力=違いがわかる力」と教わりました。

「この色とこの色は、同じ赤だけどよく見ると微妙に違う色だね!」などと、違いが細かく分かれば、「色にセンスがある!」というわけです。

さて、「わかる」は、日本古来の「やまと言葉」です。
分けることができると、物事の本質が見えてきます。
分けることさえできれば、解かるのです!

「分」の字源は、刀で左右に切り分ける意味です。
ここから分析、分解、という言葉が生まれました。

分析の「析」は、斧で木を断ち切ること、
分解の「解」は、刀で牛を、バラバラにすることです。

余談ですが、「包丁(ホウテイ)」は中国の伝説的な料理の名人の名前です。
包丁さんは牛刀で神業のごとく、牛を「角骨肉皮」に切り分けたといわれています。
料理も、やはり、まず分けることですね…笑!

それで、解剖、解決、解明、理解、解析という言葉が生まれました。

このように、一緒だったものが分けられて、初めて解ってくるのです。
「わかる」は、物事が固く結ばれていたものや、もつれた糸をほどくことです。

問題分析では、問題を「分解」するのが非常に重要な作業です。
つまり、細かく分けることに成功すれば、
問題解決に大きく結びつくことが期待できるのです。


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