
茨城県在住の私たちが、実はたくさんある茨城県の魅力をお伝えします!
今回ご紹介するのは、水戸市にある「茨城県立歴史館」です。
偕楽園の北に位置しており、水戸駅からは車で約10分ほどで着きます。
歴史館は、茨城県内の歴史に関する貴重な資料を保存する文書館と、資料を展示する博物館がある施設です。
歴史が好きな方にとっては、とても馴染み深い場所ですが、なかなか行く機会がないという方も多いと思います。
今回は、歴史館の新たな良さを知りたいと思い、研究員の江幡さんに案内をしてもらいました!

研究員の江幡さんです!若い方でも楽しめるような新しい歴史館の魅力を、たくさんお話ししていただきました!
今回ご紹介いただいたのは「旧水海道小学校」です。

1881(明治4年)に建築された洋風校舎の小学校で、1973年に歴史館に移築されたそうです。分解して移動し、そのままの姿が復元されています。
当時は文明開化の時代で、洋風の造りの建物ですが、建築した宮大工の羽田甚藏(はたじんぞう)さんが、日本の良さも残したいということで、建物の上の部分に木で松の模様を入れたというエピソードも伺いました!
建物一つにしても、時代背景や造り手の気持ちが伝わってきて、とても面白いです!
中にも洋風の雰囲気があり、ステンドガラスもあります!

建物の中には、茨城県の歴史や、茨城県の発展に尽力した方々の紹介、昔の給食なども展示してあります。
大人の方にとってはとても懐かしい給食!
お子様と今の給食との違いを比べてみるのもいいですね!
今回案内していただいた中でも一番興味深かったのは、こちらのスタンウェイのピアノです!

スタンウェイは、世界でもっとも有名なピアノの代表格です。音楽好きの方はご存知の方も多いのではないでしょうか。
こちらは、なんと日本にある一番古いスタンウェイのピアノだそうです!

ピアノに製造番号があり、こちらの番号によると、作られたのはなんと150年前!
こちらのピアノは、いまでもとてもステキな音色を奏でます。
年2回コンサートが行われたり、なんと演奏を体験することもできます!
どちらも申し込みが必要なので、ぜひこちらをチェックしてみてください!
また、夏休にお子様と楽しめるイベントなども開催されているそうです!
秋には、約60本のいちょう並木がライトアップされる「いちょうまつり」があり、とても綺麗なので、デートスポットとしてもオススメとお聞きしました!
ぜひ、秋にも訪ねてみたいと思います!
今回は江幡さんに案内していただき、新しい歴史館の楽しみ方を発見することができました!